画像を合成して理想の画像へ仕上げる
特に複数の要素を生成しようとするとpromptが混ざったり、片方がうまく生成されなかったりします
そうなってしまうと何回ガチャしても良い結果は得られないことが多いです
でも諦めるのは早いです
人間が出来ないことはAIが、AIが出来ないことは人間がやれば良いのです
というわけで、今回はそんなに難しくない操作で理想の画像に仕上げる手順の説明をします
必要なもの:レイヤーを扱える画像ソフト
有料ならばクリスタ、無料ならばGIMPが良いかと思います
たいしたことはしないので高機能なソフトは不要です
まずは1枚目
これが最終形態です、このようなちびっこを抱っこしている女の子を生成したいとします
2枚目がpromptポン出しです
構図としてはOKなのですがちびっこの表情がかわいくないですね、数回ガチャりましたがどこかが破綻していて、ポン出しでは無理だなと思いました
(領域指定系の拡張等を使えばいけるかもですが、試していないので、何とも言えません)
そこで、ちびっこだけ別で生成します
それが3枚目です
余談ですが、こっちのちびっこの画像が先にあって、このちびっこを抱っこしている画像も生成したいと思ったのが始まりでした、余談終わり
準備は終わりました
画像生成ソフトを用いて、2枚目の画像に3枚目の画像を重ねます
3枚目の画像は背景を切り抜いておきます
simple backgroundなので自動選択でも十分に切り取れました
元の画像となるべく合うように、位置・大きさ・角度を調整します
調整したものが4枚目になります
本当にただ重ねただけなので、重なっていないところも当然見えています
なので、不要な領域を「レイヤーマスク」を用いて非表示にします
レイヤーマスクはそのレイヤーの中で見える部分と見えない部分に分けることができます
消しゴムツールを使うと間違って消した場合に微調整が出来ませんが、レイヤーマスクは元画像に手を入れているわけではないため、後からでも調整が出来ます
で、マスクしたものが5枚目です
3枚目で生成したちびっこの顔以外は非表示になっていることが分かるかと思います
この状態でもまだ重なっていないところは下の画像が見えたままになっているので未完成です
そこで、下の画像の不要な個所を、近似色で雑に塗りつぶします
6枚目を見ていただくとわかるかと思いますが、めちゃくちゃ雑です
でも大丈夫です
AI側に「意図」が伝わる程度で良いので、これくらいのクオリティでも全然問題ありません
これで画像ソフトを使った作業は終わりです。
出来上がった画像をi2i denoising:0.25~0.4くらいの値で生成します
(時間があれば0.1~0.5くらいの範囲で生成してみると数値と結果の感覚が分かると思います)
promptは2枚目の生成に使ったものといったん同じで大丈夫です
それではX/Y/Z Plotで0.25から0.05刻みで0.4まで指定してみましょう
1枚ずつ生成しても大丈夫ですよ
元のpromptとの相性もありますので、0.25でまったく変わらなかったり
逆に0.4で変わりすぎておかしくなるということもあるかもしれません
0.4で変わりすぎる場合はpromptの調整も視野に入れた方が良いかも
また、0.25だと変わらなさ過ぎて0.4だと変わりすぎてしまう、
という場合は0.3近辺の「少しでも良くなっている画像」を再度i2iに指定して同様に生成するとより良い結果が得られるという手もあります
今回の画像の場合も、合計4回ほどi2iを繰り返してます。
どうでしょうか?
ガチャはAI画像生成では切っても切れない関係ですが、AIが出来ないことを人間がやるようにすればガチャの回数も減らせますし、より自分の理想に近づけることができます
また、画像ソフトでの加工は難しそう・・・と思っていた方も、この程度でいいんだ?と思えばハードルは下がりませんか?


画像を合成して理想の画像へ仕上げる
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prompt1発(いわゆるポン出し)で理想の画像が生成されれば理想ですが、実際にはそう上手くいくことばかりではありません 特に複数の要素を生成しようとするとpromptが混ざったり、片方がうまく生成されなかったりします そうなってしまうと何回ガチャしても良い結果は得られないことが多いです でも諦めるのは早いです 人間が出来ないことはAIが、AIが出来ないことは人間がやれば良いのです というわけで、今回はそんなに難しくない操作で理想の画像に仕上げる手順の説明をします 必要なもの:レイヤーを扱える画像ソフト 有料ならばクリスタ、無料ならばGIMPが良いかと思います たいしたことはしないので高機能なソフトは不要です まずは1枚目 これが最終形態です、このようなちびっこを抱っこしている女の子を生成したいとします 2枚目がpromptポン出しです 構図としてはOKなのですがちびっこの表情がかわいくないですね、数回ガチャりましたがどこかが破綻していて、ポン出しでは無理だなと思いました (領域指定系の拡張等を使えばいけるかもですが、試していないので、何とも言えません) そこで、ちびっこだけ別で生成します それが3枚目です 余談ですが、こっちのちびっこの画像が先にあって、このちびっこを抱っこしている画像も生成したいと思ったのが始まりでした、余談終わり 準備は終わりました 画像生成ソフトを用いて、2枚目の画像に3枚目の画像を重ねます 3枚目の画像は背景を切り抜いておきます simple backgroundなので自動選択でも十分に切り取れました 元の画像となるべく合うように、位置・大きさ・角度を調整します 調整したものが4枚目になります 本当にただ重ねただけなので、重なっていないところも当然見えています なので、不要な領域を「レイヤーマスク」を用いて非表示にします レイヤーマスクはそのレイヤーの中で見える部分と見えない部分に分けることができます 消しゴムツールを使うと間違って消した場合に微調整が出来ませんが、レイヤーマスクは元画像に手を入れているわけではないため、後からでも調整が出来ます で、マスクしたものが5枚目です 3枚目で生成したちびっこの顔以外は非表示になっていることが分かるかと思います この状態でもまだ重なっていないところは下の画像が見えたままになっているので未完成です そこで、下の画像の不要な個所を、近似色で雑に塗りつぶします 6枚目を見ていただくとわかるかと思いますが、めちゃくちゃ雑です でも大丈夫です AI側に「意図」が伝わる程度で良いので、これくらいのクオリティでも全然問題ありません これで画像ソフトを使った作業は終わりです。 出来上がった画像をi2i denoising:0.25~0.4くらいの値で生成します (時間があれば0.1~0.5くらいの範囲で生成してみると数値と結果の感覚が分かると思います) promptは2枚目の生成に使ったものといったん同じで大丈夫です それではX/Y/Z Plotで0.25から0.05刻みで0.4まで指定してみましょう 1枚ずつ生成しても大丈夫ですよ 元のpromptとの相性もありますので、0.25でまったく変わらなかったり 逆に0.4で変わりすぎておかしくなるということもあるかもしれません 0.4で変わりすぎる場合はpromptの調整も視野に入れた方が良いかも また、0.25だと変わらなさ過ぎて0.4だと変わりすぎてしまう、 という場合は0.3近辺の「少しでも良くなっている画像」を再度i2iに指定して同様に生成するとより良い結果が得られるという手もあります 今回の画像の場合も、合計4回ほどi2iを繰り返してます。 どうでしょうか? ガチャはAI画像生成では切っても切れない関係ですが、AIが出来ないことを人間がやるようにすればガチャの回数も減らせますし、より自分の理想に近づけることができます また、画像ソフトでの加工は難しそう・・・と思っていた方も、この程度でいいんだ?と思えばハードルは下がりませんか?

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